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| カメラについて思うこと |
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| 2000.6.11 | 【カメラの持ち方】 カメラには不思議に思えるくらい左手用がありません。 カメラは普通右手で持って、ちょうど人差し指がシャッターボタンにかかるようになっています。また、ファインダーは(カメラを構えた人から見て)カメラの左側にあるので右目で覗いたとき、左目の前方が開けています。したがって、カメラを構えたままでも左目のまぶたを開閉するだけで周囲の状況把握ができます。(あたりまえことなんですが、右利きの人がこうやって写真を撮っているということを知ったのは最近…) しかし左手利きで左目利きの人の場合、こうはいきません。 私の場合でいうと、まずカメラを左手で持ちます。しかしそれだけではシャッターボタンが押せないのでシャッターのためだけに右手を添えます。小型カメラ(特にデジカメ)では、左手の指がよく、レンズやファインダーまたはストロボの前にきてしまいます。 また、持ち歩くときにカメラのストラップを左手首に巻いていることが多いので、カメラを構えるたびに持ち替える必要があります。でないとカメラの前後をひもが横切り、じゃまになります。 カメラを構えてファインダーを左目で覗くと、本体が鼻にあたります。そして右目を開けても前が見えません。 だから私はカメラが好きになれません。写すのも下手です(これは別の意味か?)。右手だけで写せばぶれやすいのも事実。左手だけで写せるカメラが欲しいと思っています。 【左手専用のカメラ】 過去に一度、京セラ(※1)が左手専用のカメラを発売したことがありました。「SAMURAI Z-L 」というカメラですがもう市場にはありません。あからさまに右手を拒絶したそのスタイルに驚いたものですが、同様に左手を拒絶した機種も作られています(メインはこっち)。 私の希望ではそんなマニアックな機種の左利き用ではなく、もっと一般的な形のカメラの左手用をつくって欲しいのだけれど…。両手対応でもいい。 ちなみにフィルム式カメラの場合、フィルムが左右非対称のためモーターなどの巻き上げ機構を鏡写しにするわけにはいかず、設計から作り直す必要があるようです。しかしデジタルカメラはこの点をクリヤできていますので少しは作りやすいと思います。(8%前後の市場ですが1機種で独占できるんですから魅力的ですよ、メーカーさん。…たぶん) 【左手でも写せるカメラ新発売!】 本当らしいです。まだ発売されていない(2000/6/16発売予定)ため、実物で確認はできていませんが左手だけで持ててシャッターも押せて、しかも鼻にあたらない…!そして右手でも使える。とても理想的かもしれません。 それはリコーの「RDC−7」というデジカメ(リコーの説明では「イメージキャプチャー」)です。構え方は「MYCOM」の中に詳しく書かれています(※2)。ただし左手で持った図はありませんので、ひたすら想像してください。 リコーのホームページ(※3)にも製品の詳細がありますが、左手で持つことには言及していません。(もしかしたら「MYCOM」記者のスクープかもしれません) カメラを横に構えたときも縦に構えたときも、左手の人差し指でレンズ下のシャッターボタンを押せるようです。(ただし、横に構えていてもそのままだと縦に記録されるらしい) また、液晶モニタがポップアップ式になっていますが、その操作ボタンが左利きに有利です。 左手だけで縦位置で構えたとき、この液晶モニタを使えないのは残念ですが、撮影モード確認用の「サブLCD」(液晶表示)が別にあるので不便は少ないと思われます。 読めば読むほど欲しくなってきました。解説はこれぐらいにしておきます。 気になるお値段は、10万8千円。…私にはまだ当分買えそうもありません。 やはり、一般的な形のカメラの左手用をつくって欲しい!(安くね。) (※1=左機器.com で販売していたセラミック製ピーラー(皮むき)のメーカーでもあります) (※2=MYCOM PCWEB「デジタブル新製品レビュー」のRDC−7紹介ページ) (※3=リコーホームページのRDC−7) |
| 2000.6.19 | 【やはり左手でも写せます】 RDC−7が発売されたのでさっそく店頭へ見に行きました。まだ置いてある店は限られていますが確かにありました。 第一印象、「思ったよりコンパクト(女性でも構えやすい大きさ)」「かっこいい」「左手でも持ちやすい!」「これいいなあ」でした。値段はいきなり9万円を切っているので、「ほしい!」、「でも高いしなぁ…パソコン買えるやん」と、迷ったあげく、A4サイズ一枚きりのカタログを手にしてその場を離れました。「高い」といっても値段相応に高性能なので仕方ないかもしれません。 気になったことといえば、電源コードをさしたままだと横に構えた時、コードが左手に絡みやすいということぐらいです。 あと、せっかく縦・横どちらでも左手でシャッターを押せるのに、店頭のカタログでさえそのことに触れていないのはもったいないと思います。 忘れられているのかな…左利きのこと。 |
| 2001.3.12 | 【左手での持ち方】 「左利き用デジタルカメラについて」というページ(※4)によると、RDC-7が6万円前後で売られているということです。約4割の割引となります。「そんなに人気がないのか?」と思ってリコーのHPを調べてみたら既に新型がでていました。名前は「RDC-7s」。後ろに「s」が付きました。(一見お買い得版のネーミング。)だけどバージョンアップです。 先日、必要に迫られて高性能なデジタルカメラを買うことになりました。もう選択肢はありません。この「s」を買いました。パソコンとの接続キットなどを含め、税込みで7万円を少し上回りました。(これでパソコンの買い換えは先延ばしです。) まだ使い始めたばかりですが左手で持つことについて、縦位置に持ってファインダーを覗きながら写すときは右手でも左手でも大きな違いはありません。前面レンズ下のシャッターボタンを使って予想通りの使いやすさです。 横位置で左手だけで写すときはモニターを使う必要があります。このとき持ち方に少しコツがいります。モニターの台座部分をつまむ感じで、親指をモニターの下付近におき、人差し指を前面のシャッターボタンにかけます。そして残り三本の指で本体下面を支えます。少し重量感があるので右手で支えてやると、よりブレにくくなります。 この持ち方のまま縦にしても「モニターを見ながら左手だけで写す」ことができます。 ただし、この持ち方だと電源コードが使えません。また、ストラップを左手に巻いたまま写すことができません。もう少し長いものを探す必要があります。 撮影後に、カメラのモニター画面で再生するなどの操作スイッチはすべて左手側にあるので、この点はとても扱いやすいです。 【左利きに有利なこと】 このカメラ以外のもので、一般的に左利きの方が有利なことも少しはあります。 まず、プロが使うような大きなカメラの場合、左手でレンズ部分を支えて、右手でシャッターを押します。重量のほとんどを左手が支えますから右利きよりは有利なハズです(大きなカメラを使ったことがありませんので…推定です)。 つぎに、自分写しをするとき。プリクラを利用した世代からでしょうか、コンパクトカメラを自分に向けてにっこりと写している風景を見かけることがあります。そんなときは決まって左手をめいっぱい伸ばして写します。これは左利きにはやりやすいハズです(やったことがありませんので…推定です)。 しかし、デジタルカメラができてから、右手で自分写しができるものが出てきました。レンズ部分が(横から見て円形に)回転するものがそれです。この構造にすればカメラの位置(高さ)に関わらずモニターを見ることができ、自分写しもでき、コストダウンもはかれるというデジカメならではのメリットがあります。(左利きのメリットではありません) 【レンズ回転式は左手で写せるか?】 このタイプのデジカメ、例えばカシオのQVシリーズ(※5)などのレンズを180度回転させれば左利き用のカメラになるんじゃないかと錯覚してしまいます。しかし実際はできません。 レンズを手前に向けた状態で、全体を(上から見て180度)回転させると、左手側上面にシャッターボタンがきます。そしてレンズは相手の方を向いています。「うつせるやん」と思ってしまいますがモニターが相手側にあり、見えません。こういう機種に限ってファィンダーがないので何が写るかわかりません。しかもシャッターボタンは上面の手前にきていて、左手だけで本体を構えるとうまく押せません。ソニーのレンズ部分が回転するデジカメ(※6)も同じです。 結局、左手で持つことを意識して設計されない限り左手で使いやすいものにはならないと言えます。 (※4=「ひでゆきの小ネタ部屋」より左利き用デジタルカメラについて) (※5=カシオホームページ・QV PLAZAより一例:QV-2400UX) (※6=SONYホームページよりサイバーショットF55V) |
| 2003.3.6 | 【やっとできた 左手用シャッター】 「フジフイルムさんありがとう」と言いたくなるようなカメラができました。名前は「Silvi
F2.8」。ツインシャッターとしてシャッターボタンが左右両方に付いています。確かに同じ形状のボタンが上面に二つ並んでいます(※7)。ちょっと感激しました。見れば「銀塩コンパクト(ズーム)カメラ」の部類。すなわちフィルム式カメラです。ネットで調べてみれば結構良い評価をされていて、とくに発色が良いらしい。メーカー希望小売価格4万円ちょうどですが現在2万円代前半で販売されています。デジカメは買ったし(上文参照)334万画素だったからまだ十分使えている(し、高かった)ので新たなデジカメは今はほしいと思わないけれど妙にこの銀塩カメラに好感を持ってしまいました。 ただ気になる点がひとつ。発売日は2002年の12月上旬。すでに三ヶ月もたっています。発表はさらに一ヶ月前の11月上旬。今日たまたま「左利きホームページへのリンク(※8)」を見て初めて知りました。「何で発売前後に気がつかなかったんだろう」と不思議に思い、調べてみたら、セールスポイントで「左利き(左手)でも写せる」はまさに二の次ぎ三の次ぎの扱いだからのようです。 【セールスポイントは?】 富士写真フイルム(株)の報道向け発表(※7)によるとタイトルは一番目が「超広角で2倍ズーム」、二番目が明るく写せる「レンズ」、三番目が自分撮りの目印のための「赤いランプ」、そして四番目にやっとツインシャッターで「右手でも左手でも簡単に撮影ができる」とあり、その説明が「自分撮りの時も撮りやすい方の手で撮れるので大変便利です」となっています。 確かに「左利きの人に使いやすい」という表現をトップに持ってくると右利きの人が勘違いして敬遠してしまうかもしれないので「左利き」をセールスポイントにできないのは理解できます。また自分撮りがしやすいよう、広角レンズと背景が暗くならないレンズとを組み合わせたうえで、右手で写せるシャッターボタンを取り付けたのは合理的で納得がいきます。けれど他の製品と差が少ない一番目の「広角」と二番目の「明るいレンズ」ばかり強調されてせっかく世界的に見ても例のない左右型のツインシャッターが陰に隠れてしまっていてもったいない。事実、マスコミでも記事によっては取り上げられていません(※9)。 そのためか、かんじんの左利きの人にあまり知れ渡っていないようです。例えば先月2月10日をレフトの日としてイベントまでしたジャパンサウスポークラブのメーリングリストの中でも取り上げられたことは一度もありません。今現在このカメラのことを知っている左利きの人はまだまだ少ないのではないかと思っています。 【ツインシャッターですよ】 そろそろ値崩れも起こっているようだし、右利きだけでは売れ行きが頭打ちになった頃(※10)と思われるので言ってしまってもいいでしょう。 あえて言います。「左利きの人にとても使いやすい」いいカメラができました。 デジカメ版も作ってね。 (※7=富士写真フイルム(株)の報道向け発表)誤[フジフィルム] (※8=左利きの小ネタ部屋内 ひでゆきさんもこのカメラを知ったのは最近だそうです) (※9=例えばサンスポ2002.11.07の記事) (※10=勝手な推測です) |
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